お店の大きなクヌギの木を切ることになりました。
こんにちは
今年の梅雨は晴れる間も無く雨の日が続いていますね。
各地で大雨の被害もあり、早く大雨が過ぎるのを祈るばかりです。
この度、基牛舎のシンボルマークでもある大きなクヌギの木を
店の屋根の高さまで切ることになりました。
この木は炭山の中で一番大きな広葉樹といわれています。
しかし、前回関西地方を襲った台風で木の上部が折れて屋根を破損しました。
もし今後の台風で木の幹ごと倒れては大変危険ですので
苦渋の決断ですが、木を切ることに至りました。
全てを切らずに屋根の高さまで切って、木を殺さずにそのままこれまでと同じく一緒に共存していきたいと思っています。
そして切った木は寝かせて、冬には薪ストーブの薪に利用します。
その後、薪ストーブから出てくる薪の灰は陶芸のうつわたちの天然の灰釉にすることにしました。
2019年度の冬に使用した薪ストーブの灰で調合や窯の焼成方法を研究、色々テストを行なって灰釉を作りました。
これらは基牛舎の薪ストーブの灰から作ったその年の数量限定のうつわたちとなります。
灰はクヌギの木の天然成分ですので、木の部位、その年の灰、釉薬の掛け方、窯の焼成方法により色や質感等の変化が見られて楽しめます。
ショップにもこれら基牛舎の灰を使ったうつわを販売予定しています。
毎年その年の表情をした基牛舎の灰釉をお楽しみいただければと思います。
どうぞよろしくお願いします。